紫夢(シム)たび じゃらんじゃらん
一生懸命に生きてますが、 まだまだ不十分。 もう一度空手の稽古を。
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荒井由実さんの瑞々しい名曲「海を見ていた午後」♪は、私の心をそっと和ませ、素直な自分に戻してくれる特別な歌です。
この曲を聴くたびに、日々の忙しさや緊張感でいつの間にか固くなっていた心が、文字通り「和ませ、解きほぐされて」いくのを感じます。
ユーミンが描く、上質で、少し切なくて、だけど決定的に美しい世界観に静かに浸る時間は、私にとってまさに「心の極上の洗濯」と言えます。
「いつか、あの歌詞に出てくる『ドルフィン』へ行ってみたい……」
ずっと、ずっと心の中でそう願い続けていました。
何かを求めているわけではないけれど、人生の中で一度はあの窓辺に立ってみたい、と。
先日、その長年の憧れを叶えるべく、夫婦でのんびり歩いて向かうことにしました。
元町から地蔵坂をグッと登り、山手の美しい尾根道をひたすら根岸へと歩いた、汗だくの小さな冒険。
◎今回の山手ウォーキングルート 元町 ➡️ ひらがな商店街 ➡️ 地蔵坂(ここをグッと登ります!) ➡️ イタリア山庭園方面 ➡️ 山手本通り
ここからは、ただひたすらに根岸森林公園を目指して歩を進めます。
横浜市営バスのバス停「旭台」を通り越し、その先にあるY字路の信号を左に下りると……すぐ左手に、ずっと画面や写真で見ていたあの「ドルフィン」の姿が現れました!
元町からずっと上り坂を歩いて来たため、私たちはすでに汗だく。
「ドルフィン」の入り口
お洒落な店構えに対して
「ちょっと私たち、場違いな感じがしちゃうね(笑)」
と苦笑いしつつも、温かいコーヒーと紅茶をいただき、まずは乾いた体に優しく水分補給をしました。
コーヒーを飲んだよ。
店内を見渡すと、空いているテーブルにはどれも「予約席」というプレートが置かれています。
さすがは今なお愛され続ける名店です。
席でひと息ついていると、隣のテーブルのお客さんが、名物の「ドルフィンソーダ」を注文されました。
そして、その鮮やかなソーダがテーブルへと届いた、
まさにその瞬間です。
店内に、あの「海を見ていた午後」♪のメロディが静かに流れ出しました。
ソーダの泡の向こうに見える景色と、耳に響くユーミンの歌声。
その完璧な演出を特等席で味あわせていただき、胸がいっぱいになりました。
(ちなみに、メニューにあった美味しそうな4,000円のランチは「次回のお楽しみ」ということで、今回は大切にとっておくことにします笑)。
「これで、ずっと心にあった胸のつかえが、すとんと取れました。」
サインお皿です。
ユーミンのサインお皿
心にずっとあった願いを一つ叶えられて、また明日からの日常を新鮮な気持ちで歩んでいけそうです。
