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忘れないために、過去の空手の稽古を文字に起こします。











本当は道場で稽古するのが一番ですが、










今は通う道場がないので。頭でイメージです。













「四股正拳突き(しこせいけんづき)」です。











これは 空手の第一基本(基本稽古)で最初に習う動作のひとつ です。











「四股正拳突きとは」











四股立ち(しこだち)
 両足を大きく横に開き、つま先を45度まっすぐ前に向け、腰を低く落とした安定の姿勢。大きな四股を踏んだような形。→背中をまっすぐ立てる。あごを引いて首を伸ばす。











正拳突き(せいけんづき)
 拳を腰の横に引き、真っすぐ正面に突き出す突き技。親指を握り込んだ正拳部分(人差し指と中指の関節)で相手を突く。











第一基本(基本1番目)
1. 号令と同時に拳を腰に構え(帯上)、四股立ち。
2.「イチ」で右拳を相手の水月に正拳突き。 
3. 「ニー」で逆の左拳を突く。
4.呼吸と気合を込めて左右交互に突きを繰り返す。 。











ここで、少し講釈を垂れます。












それは、2から3、3から4と突く拳と引く拳の動かし方です。

まず、意識は引く拳に重きを置きます。突く拳は引かれるから出るのよ。















「拳の引き方のやり方。」


突いた左拳は裏拳になっています。それを左に回して・左ひじを体に付けて(同時行動)
左ひじを体から離さないで帯上まで引く・左肩甲骨に力を入れる。その反動で、右の拳が前に出る・突かれる。















「拳の突き方。」
左拳は相手の水月をめがけて突かれます。



もう一度、突く拳は引かれるから出るのよ。突こうとして左拳に初めから力を入れてはだめよ。
力を入れるのは最後。帯上を走らせて、左ひじが伸びきった・相手にぶつかった瞬間に右肩を前に出し、突いた左拳を小指を強く握り締めながら右に回して裏拳を突き出す、相手を突く。
(瞬時に同時)右肩を前に出した時、右足のかかとはきっちりと床面を踏む。












こうして、左右の突きを計10回行い、最初の四股立ちに戻ります。頭は一切動かさず、肩も水平を保つのが重要。













目的
足腰を鍛え、重心を低く安定させる。
拳の握り方・突きの正しい軌道を覚える。
声(気合い)と技を一致させる。
最後に、これは空手の基本の「一番最初」に位置付けられており、突きの型・リズム・姿勢を身につける基礎練習です。


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【2025/09/12 13:28 】





約束組手31~37。












ただひたすら本気になって稽古、練習あるのみです。












これで最後です。










あと、約束組手弐段 1~10もありますが、それは演武会で。











31~37  /※㊧=左手  ㊨=右手



約束組手


突き手


受け手


31


 自然立ちから、前屈㊨上段突き(順突き)で相手の人中を突く。相手の反撃(右足を後ろに下げ十字受け)で上段突きが抑えられたら、突いた㊨を素早く引いて、両手を小指を上に正拳で両脇腹帯び上に置くと同時に、左膝蹴りで相手の臍下丹田を蹴る。


 自然立ちから、相手の前屈㊨上段突き(順突き)を、右足を後ろに下げ(前屈。両手は小指を上に正拳で両脇腹帯び上に置く。)、十字受けで相手の㊨上段突きを抑え、次に来る相手の左膝蹴り(臍下丹田ねらい)を、十字受けを下におろして臍下丹田を守る。


32


 自然立ちから、㊨四股追い突きで相手の水月を突く。相手の反撃(左足を後ろ斜め45度引いての四股㊨手刀受け)を受けたまま。


 自然立ちから、相手の㊨四股追い突きを、左足を後ろ斜め45度引いての四股㊨手刀受けで水月を守る。


33


 自然立ちから、㊨四股追い突きで相手の水月を突く。相手の反撃(右足を後ろ斜め45度に引いての四股㊧手刀受け、その後の左足を前に一歩踏み出した四股㊧手刀)を四股のままちょっと引いて(右前足は猫足)左手の上段受け(㊧手刀)で右首筋を守る。(防ぐ)(㊨は小指を上に正拳で右脇腹帯び上に置く。)


 自然立ちから、相手の㊨四股追い突きを、右足を後ろ斜め45度に引いての四股㊧手刀受け、相手四股追い突きを外に払いながら、左足を前に一歩踏み出し四股㊧手刀で相手の右首筋を突く。(㊨は引き手。小指を上に正拳で左脇腹帯上に置く。)


34


 自然立ちから、㊨四股追い突きで相手の水月を突く。相手の反撃(㊨中段内受けからの㊨裏拳での人中突き)を四股のままちょっと引いて(右前足は猫足)左手の上段受けで人中を守る。(防ぐ)(㊨は小指を上に正拳で右脇腹帯び上に置く。)


 自然立ちから、相手の㊨四股追い突きを、素早く左足の前屈と同時に、㊨中段内受けで相手の四股追い突きを逸らし、素早く㊨裏拳で相手の人中を突く。(防ぐ)(㊧は小指を上に正拳で左脇腹帯び上に置く。)



 自然立ちから、㊨前屈上段突きで相手の人中を突く。相手の反撃(前屈㊨上段受けから㊧正拳での水月突き)を、ちょっと引いて四股(右前足は猫足)、左手の手の平(左手親指が下)で水月を守る。(防ぐ)(㊨は小指を上に正拳で右脇腹帯び上に置く。)


 自然立ちから、相手の㊨前屈上段突きを、素早く左足の前屈と同時に、㊨上段受けで相手の㊨前屈上段突きを受け、右前屈になる腰の回転を利用して㊧正拳突きで相手の水月を突く。(㊨は小指を上に正拳で両脇腹帯び上に置く。)


36


 自然立ちから、㊨四股追い突きで相手の水月を突く。相手の反撃(㊨人中、㊧金的突き)は、やれれっぱなし。(㊧は小指を上に正拳で左脇腹帯び上に置く。)


 自然立ちから、相手の㊨四股追い突きを、素早く四股立ち(低く)になると同時に、㊨人中、㊧金的突き。


37


 自然立ちから、㊨四股追い突きで相手の水月を突く。相手の反撃(両手平手刀と右足刀)で防がれたら、㊧四股追い突きで水月を突く。(㊨は小指を上に正拳で右脇腹帯び上に置く。)


 自然立ちから、相手の㊨四股追い突きを、両手平手刀と右足刀で防ぎ、次の㊧四股追い突きを両手平手刀で防ぎ、㊧手刀受け(右足前の交差立ち。左足を右足の脹脛に置いて)で相手の動きを封じる。

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【2025/08/27 14:20 】
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