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前蹴り(第一基本その3)です。










「前けり用意!」という号令で構える。










1 構え(息を吐く)
右足を引き左足のひざを折って前屈立ち。(背筋をまっすぐ伸ばし、左股関節を内側に折る)両手を15度前に出し、両手には水がいっぱいのバケツを持つイメージで正拳。



目線はまっすぐ前。



号令に合わせて、2,3,4、5の動作を連続で行う。










2 右足のひざ膝を胸の高さまで引き上げる。(お尻をまっすぐ下に。下丹田に力を入れる。左足のひざは伸ばさない。)



つま先は上に向け、足首を曲げる。



体が後ろに倒れないよう、背筋を伸ばしたまま。目線は前の敵を凝視。










3 蹴り出す(息を吐く)
右足を前方に素早く伸ばす。



足の指の付け根(母指球の山)で前を蹴り押す意識。



蹴る高さは腰の高さ(水月)を狙う。










4. 引き足
右足をすぐにひざ膝を曲げて(下丹田に力を入れる。)胸の前まで引き戻す。



「蹴った瞬間に引く」つもりで素早く。










5. 元の構えに戻る
右足のかかとを素早く着地させ、初めの構えをつくり前の敵に備える。



腰と目線、背中はぶれないように。



次の動作に入れる姿勢で止まる。


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【2025/10/04 16:28 】




『空間逆突き(第一基本・
2番)』


 


 









1. 姿勢・構え 最初に閉塞立ち(両足のかかととつま先を揃えて立つこと)になり、そこから右足を一足半分後ろに引きます。










引いた足のかかとを軸に、つま先を
130度ほど外側に向けて構えます。










左の正拳(こぶし)は左足の上に重ねるように前に出し、胸は弓を引くようにしっかりと張ってください。










顔は正面を向いたまま、動かさないようにしましょう。


 


 








右の拳(突きをする方の拳)を腰の横(帯の上、丹田のあたり)に引きます。










もう一方の左拳は、相手を威圧する意味を込めて前に出しましょう。










顔はあごが左肩に付くほどに引くような感じで、正面の仮想の敵をしっかりと見つめます。


 


 


 








2.動作手順(分解)


 










(1) 「切り返し」:突く直前に腰を軽く捻る準備(股関節〜腰の回転)を行う。


 


 









(2) 膝と股関節を使って体重を後ろ足から前方へ移動させ、腰の回転で威力を出す。


 


 









(3) 後手の拳を肩〜肘〜拳が一直線になるように伸ばす。拳の向きは親指側が上(正拳)で決め(相手の急所に当てるイメージ)。


 


 








(4) 止めと気合 突き切った瞬間に、反対側の肩(拳を引いた方の肩)を前に突き出す、あるいは、突き出した側の股関節を折り込むことで、肘を少しだけ曲げた「止め(きめ)」の形を作ります。この瞬間に、「エイッ」といった気合を入れましょう。


 


 









(5) 引かれた拳の方を前に突いた拳の下に入れ込み(相手に拳がつかまれているというイメージ)前に突きだした拳を、弓を引くように拳(突きをする側の拳)を腰(丹田横)に引き(帯上)、肩にあごが上がるぐらいの感じで胸を張ります。そして、次の技(動作)に繋げる。


 









力の流れが下(足)から上(腕)に伝わるのを自分自身で感じられるようになるために繰り返し練習します。



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【2025/09/20 16:15 】
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