前蹴り(第一基本その3)です。
「前けり用意!」という号令で構える。
1 構え(息を吐く)
右足を引き左足のひざを折って前屈立ち。(背筋をまっすぐ伸ばし、左股関節を内側に折る)両手を15度前に出し、両手には水がいっぱいのバケツを持つイメージで正拳。
目線はまっすぐ前。
号令に合わせて、2,3,4、5の動作を連続で行う。
2 右足のひざ膝を胸の高さまで引き上げる。(お尻をまっすぐ下に。下丹田に力を入れる。左足のひざは伸ばさない。)
つま先は上に向け、足首を曲げる。
体が後ろに倒れないよう、背筋を伸ばしたまま。目線は前の敵を凝視。
3 蹴り出す(息を吐く)
右足を前方に素早く伸ばす。
足の指の付け根(母指球の山)で前を蹴り押す意識。
蹴る高さは腰の高さ(水月)を狙う。
4. 引き足
右足をすぐにひざ膝を曲げて(下丹田に力を入れる。)胸の前まで引き戻す。
「蹴った瞬間に引く」つもりで素早く。
5. 元の構えに戻る
右足のかかとを素早く着地させ、初めの構えをつくり前の敵に備える。
腰と目線、背中はぶれないように。
次の動作に入れる姿勢で止まる。
[1回]
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