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空手の稽古に通い始めた時、
稽古の指導をしていただいた先生(弐段)にお会いした。
16歳もと下であったが、
武道空手家としてかっこよかった。
ある種の目標になっていたかも。
その先生は、もう道場を退会されていたので、
2年半年ぶりの再会である。
私が道場をやめた理由を問われ、
私は、素直にお話をした。
それを聞いて先生曰く、「弐段は10年かかるかも。」ね。
週5~7回の稽古に励んでいたのだが、
努力では乗り越えられない高い壁があったのだ。
某館長先生は、「稽古で流した汗はうそをつかない。」とお話しされていたけれど、むむむむむ。
やはり、空手といううのは「入門してからの経過年数なのか」と。
「年寄りには合わない趣味だなぁ。」と勝手に思ってしまった。
空手は好きだけれど、この寂しさは何なんだろうね。
[1回]
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