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型のポイント。「チントウ鎮東」型の中で、敵に両腕をつかまれる動作は2回。このつかまれた両腕を敵の手から逃れるしぐさが、おざなりになっていた。急ぐためか、やり方が知らないのか、カッコつけか。型の中で敵に捕まれるのはこの2回だけ。きちんと逃れなければ敵にやられてしまう。だから、おざなりはダメです。じゃぁどうすればよいか?説明しましょう。まわりの人に合わせたり、比べて自信をなくしてはダメよ。敵に両腕をつかまれた状態は、両肘をお腹に付け、15度の角度で両手を前に突き出します。指は上を向いてグーの形。さあここからが敵から逃れる方法です。
①グーの指を開き、手のひらを地丘(手相にある9つの丘)を上にして指を垂直に下へ。
②親指を外側に張り親指をリードに手首を内側に回して、(肘は動かさない。)手の甲を上に水平にする。(イメージは親指を敵に腕に絡ませて、手首だけ回す。)
③手のひらで太ももを打って(敵の腕に載せた両手で、敵の両腕を下に払いのけるというです。)、次の動きへ。
私は、軽く考えて流さずこの動作をやっていきます。
この動作は、弐段昇段試験の型、五十四歩、チントウ鎮東にもありますから。
[1回]
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