空間逆突き、恐るべし空間逆突き。
空間逆突きの流れ。
つま先を進行方向にまっすぐ向け、左足を前に出す。
右足は一足半だけ下げ、
そのつま先は135度開いて斜め後ろに向ける。左手は相手の水月の高さ(練習では自分の水月の高さ)で、
まっすぐ前に出す。
右手は小指を上に握って体の横(帯の上)に引いて置く。これが立ち姿勢です。
号令と共に、拇指球起点に後ろ足のつま先を正面に向ける。
(※素早く、素早く拇指球を回すことが大事!
後ろ足の踵が真後ろに向く。)
その時の力で腰が回転し、腰の回転の力で左手が引かれて
小指を上に握って体の横(帯の上)に置く。
反動で、前足の膝が前に引っ張られる感覚で折れながら、
右手が相手の水月の高さ(練習では自分の水月の高さ)で、
まっすぐ前に出る。※出すのではなく、出るのです。
と同時に、腰を真下にストンと落とす感覚で、
後ろ足の膝をまっすぐ伸ばすことも忘れない。
※後ろ足の踵が床を踏み込むことで、拳に力が湧くのです。
左手を右手の下に入れ、前足の折れがまっすぐなる力で、
右手を小指を上に握って体の横(帯の上)に引いて置く。
体重移動の点から見れば、空間逆突きでは、
最初後ろ足に体重が乗っている。それを後ろ足の拇指球を起点に
後ろ足のつま先が正面に向くまで(踵が後ろを向くまで)
素早く回転させその時の踵の蹴りこみの力で突きを打つ。
その時に、前足の膝に体重移動して膝を折る。
これが一連の流れです。