国鉄の解体は時代の流れ、
やむおえない結果として
受け入れることができます。
その後の分割、縮小は、
よくなかった。
「Discover Japan」
もう忘れられたキャッチフレーズです。
「せまい日本、そんなに急いでどこに行く」
安いお金で、日本中を旅して歩いた日本人が、
今はとても少なくなりました。
「早く、ゴウジャスに、リッチに」
そんな声と一緒に旅する日本人。
人と人とのふれあいなど皆無な旅です。
そして、
ついに、移動手段、交通手段もなくなりました。
急行列車の廃止。
夜行列車の廃止。
寝台特急電車の全面廃止。
日本人が作り上げてきた伝統を無惨にも無くしていいのでしょうか。
これが国民に優しい国家戦略ですか?
飛行機や新幹線での旅ができない人は、
移動手段がなくて旅にでることができません。
安く便利に移動できた夜行バスも、
次々廃止しなければならない国の施策に、
悲しみを感じます。